トヨタ ハリアーの修理例
ディーラーさんにて実車を見てもらったうえでの見積書をお持ちになってのご来店でした。
弊社としての見積書作成し、修理のご依頼を承ることになりました。実費ということで、少しでも費用を抑えて、かつきれいに直したいということで、相談に来られました。


サイドシル、ロッカパネルは超高張力鋼鈑が使用されている修理の難易度の高い場所となります。
自動車の部材などを設計する際、同じ強度を確保するに当たって、一般鋼材を用いる場合に比べて薄肉化できるため、シャシやモノコックなどの主要構造部材の軽量化に貢献している
軽量化のみでなく、様々な強度の鋼材を使用することにより事故時の衝撃を吸収、分散の役目も果たしています。


サイドシル(ロッカパネル)の修理はまず大きく粗出し作業を行います。
一番きつく損傷のあった箇所のパネルをカット交換しました。
今回省いていますが、ドアは新品ドアに交換しペイント。
ドア交換でしたが再使用出来るものはお客様と相談の上で再使用しました。

出来るだけ元通りの形に戻して、その後パテで細かな形を修正していきます。
修正が終わったら、サフェーサープライマーで下地の塗装を行います。焼き付け乾燥を行った後、全体をきれいに研ぎだして歪みのない、きれいな状態にします。

それから、ホコリをシャットアウトする塗装ブースの中で、ドイツ製スタンドックス社の塗料で慎重に塗装作業を行います。
焼き付け乾燥を行った後、丁寧に組み付け作業をして、洗車、新車時にディーラーにて施工されていたコーティング、OMIコーティングを再施工し最終の完成検査をしてから、お客様に納車させていただきました。

トヨタ ハリアーの修理事例を紹介させていただきます。
車両を止める時には注意していた電柱でしたが、出発時に不注意で助手席ドアとサイドステップカバー、ボディー骨格部位でもあるロッカパネルにキズとヘコミが出来たので修理してほしいとのご依頼。